アグリー・ベティ/Ugly Betty』は2006年からアメリカで放送しているドラマです。最近ではDVDも発売されて話題を呼んでいます。 アグリーベティ シーズン2が待ち遠しい
コロンビアで放送され大ヒットした「ベティ~愛と裏切りの秘書室」のリメイクとして注目を集めつつも、舞台をニューヨークのファッション誌の編集部にしたりと、色彩も鮮やかに、より華やかな印象のドラマに仕上がっています。 このドラマが、かなり面白いのです! 日本でも2007年秋にBS2で放送され、現在はCSのスーパードラマTV!で放送中です。
主人公のベティは、出版業界で働くことを夢見る「Ugly」な女の子。そりゃもう・・・ぽっちゃりした体型でぼさぼさの髪、げじげじの眉毛に眼鏡で、にっこり笑うと歯の矯正が・・・というとことんな設定です。その容姿が原因で、就職活動は惨敗。面接に行った「ミード出版」でもベティをチラッと見ただけでもう「駄目」と会社を追い出されるのですが、その様子を見ていた「ミード出版」の社長ブラッドフォードに見出され、彼の息子ダニエルが編集長を務めるファッション雑誌「モード」で、ダニエルのアシスタントとして働くことになるところから話がスタートします。まだみてない人はツヤタなどでレンタルDVDを借りることをおすすめします
見た目重視のファッション雑誌の編集部の中で、ベティはあまりにも場違い。 同僚達からは当然のように、蔑まれ、イジメられるわけですが、持ち前の明るさ、強さ、賢さといった中身の善良さ、で、ダニエルの信頼を勝ち取っていく爽快なサクセスストーリーです。 映像が、ダサいといわれるベティのファッション含めてポップでカラフルでとっても楽しい! EDに使われているケイティー・タンストールの「Suddenly I See」も女の子っぽくて良いです。^
『プラダを来た悪魔』と設定が似ていることもあって、さえない女の子が綺麗に変身!というような展開を期待する人もいるようですが、それは間違いです。 ベティは話が進んでもちっとも綺麗にならず、周りの人間の容姿に対する偏見なども改善されることなくストーリーは進んでいきます。 そもそも、ベティがアシスタントになれた理由もまた「醜いから」 女遊びが酷く、アシスタントの女性に手を出さずにいられないダニエルに絶対に手を出しようがない「醜い」アシスタントをつけた、というだけのことで、これを知ったベティはやはりショックを受けます。 ベティの容姿は改善されず、偏見だって消えない。 けれど、「それがどうしたっていうの?」というのが、このドラマの最大のテーマだと思うのです。 偏見に傷つきながらも、それに屈しない。打たれて倒れてもまた立ち上がる。 綺麗にならなくても、「自分らしさ」を捨てずに、胸を張って生きていればおのずと道は開ける。 そういう逞しさが、ベティの美しさで、このドラマの最大の魅力なのです。